御由緒
お諏訪様・諏訪大明神と親しまれ、崇敬されている諏訪大社は、諏訪湖をはさんで南に上社、北に下社があります。更に上社は本宮と前宮、下社は春宮と秋宮に分かれて鎮座しております。氏子区域は広く諏訪圏全域(三市二町一村)にわたり、特殊な神事や信仰を守り伝えております。
建御名方神は父神は大国主神、兄神は八重事代主神で国造りの大業を成しとげられました。八坂刀売神並びにその御子神と共に、信濃国の開拓に御神意をそそがれ、やがて、この諏訪湖畔の聖地に、お鎮まりになられました。
当大社は古来より朝廷の御崇敬がきわめて厚く、持統天皇五年(六九一)には勅使をつかわされて、国家の安泰と五穀豊穣を祈願なされたのをはじめ、歴代の朝廷の御崇敬を拝戴してきました。
又、諏訪大神は武勇の神・武門武将の守護神として信仰され、古くは神功皇后の三韓出兵の折に御神威あり、平安時代には関東第一軍神として広く世に知られました。鎌倉時代以降は源頼朝をはじめ北条氏一門、足利尊氏、武田信玄、徳川家康以下歴代の将軍、その他諸国の大名たちが社領の寄進・神宝の奉納をして武運の長久と国家の安泰を祈願しております。
広くは雨・風の守り神、水の守護神で五穀の豊饒を祈りました。又、生命の根源・生活の源を守る神であり、家内安全・健康長寿・交通安全・商工業の繁栄・開運招福など、御神徳は広大無辺でございます。
信濃國一之宮諏訪大社由緒略誌より
御祭神
- 建御名方神(たけみなかたのかみ)
- 八坂刀売神(やさかとめのかみ)
所在地
長野県茅野市宮川2030
参拝
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社号標 |
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十間廊 毎年4月15日の御頭祭で神事が行われる場所です。 現在は剥製を使っていますが、かつては75頭の鹿の生首や、兎の串刺し、 鹿の脳あえ等の猛禽の高盛が供えられていたそうです。 |
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拝殿 |
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前宮一之御柱 四方に建てられています。 |
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名水「水眼」の清流 拝殿のすぐ脇にあります。 |
御朱印
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授与所で頂きました。 |
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