福山八幡宮はどんな神社か
広島県福山市に鎮座する福山八幡宮は、天和3年(1683)に備後福山総鎮守として福山藩が建立した神社です。東西に同じ様式で社殿が造られ、それぞれに八幡大神をお祀りしている珍しい形式の神社です。
元々は「延広八幡」、「野上八幡」と呼ばれていた別々の神社を東御宮と西御宮へ遷座し、以降は「両社八幡」と呼ばれるようになりました。延広八幡は承保年中(1074~)に宇佐八幡宮より勧請されたと伝えられ、野上八幡は永享年中(1429~)に鶴岡八幡宮より勧請されたと伝えられています。明治維新後の神社制度の改変により、現東御宮は、「延広八幡神社」、現西御宮は、「野上八幡神社」と改称させられましたが、昭和44年(1969)に両社を合併し、現在の福山八幡宮となりました。
お祀りしている御祭神は次の通りです。
- 應神天皇
- 比賣大神
- 神功皇后
福山八幡宮の見どころ
東西に同じ形式の鳥居、参道、随神門、拝殿、社殿があります。

東西の拝殿の間にある合祭殿。
社殿の裏に多くの摂社・末社があります。
福山八幡宮へのアクセス
広島県福山市北吉津町1−2−16
【公共交通機関】
JR「福山駅」より徒歩10分
【車】
山陽自動車道「福山東IC」、「福山西IC」より20分
福山八幡宮の御朱印
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授与所で頂きました。 |
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