御由緒
水野勝成は二十一歳のとき父の勘気をうけ、放浪と武者修行の旅に出た。
戦があると聞けば四国に行き、九州に渡った。あるときは京都の南禅寺の山門で浮浪者の群れと一緒に暮らし、また、虚無僧となって托鉢し、堂塔や山野に寝た。
だがそんな時も片時も肌身離さず持っていたのが三蔵稲荷の御神体であったという。
勝成は福山城築城とほとんど時を同じに、城の背後に、この三蔵稲荷をまつった。そして阿部時代になっても代々鎮守として直祭され、現在に続いている。三蔵稲荷神社は水野勝成の時代から、連綿としてここにある。
三蔵稲荷神社御由緒より
御祭神
- 宇賀魂大神(うかのみたまのおおかみ)
- 猿田彦大神(さるだひこのおおかみ)
- 大宮女大神(おおみやめのおおかみ)
所在地
広島県福山市丸之内1-8-7
神社写真
社号標と境内入口の鳥居。
拝殿。
御朱印
社務所で頂きました。
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