陸奥総社宮はどんな神社か
宮城県多賀城市に鎮座する陸奥総社宮は、創建年月は不明の古社で、かつての歴代の国司が奉斎していました。国司が陸奥国内の神社の巡拝の手間を省くため、多賀城東門の近くに合祀勧請したのが始まりとされています。
陸奥国にある100の神社を合祀して創建されたと伝えられており、陸奥国一宮の鹽竈神社参拝の前に参拝すべき神社であるとされています。つまり、鹽竈神社より格上だったことがうかがえます。
お祀りしている御祭神は以下の通りです。
- 八塩道老翁神
- 八塩道老女神
- 陸奥国式内社百座
陸奥総社宮の見どころ
社号標。
鳥居。切れていますが、両脇に合祀してある神社一覧が掲示されています。
現在の拝殿は享保19年(1734)、奥の社殿は貞享4年(1684)に建てられたものです。
陸奥総社宮へのアクセス
宮城県多賀城市市川字奏社1
【公共交通機関】
- JR東北本線「国府多賀城駅」より徒歩20分
- JR東北本線「陸前山王駅」・「塩釜駅」より徒歩30分
【車】
- 三陸道「多賀城IC」から5分
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