草津八幡宮はどんな神社か
広島県広島市西区に鎮座する草津八幡宮は、推古天皇の時代(593~628)に海辺の入り江の奥に多紀理姫命を海路の守護神として祀ったのが始まりです。宮島の厳島神社と同年代で、古い歴史の神社です。時代は定かではありませんが、八幡神は宇佐八幡宮より勧請し、当地の多紀理の宮と合祀して八幡宮が創建されました。社殿は古くは海辺の近くにあったと伝えられ、再建の度に高所へ遷され、現在では力箭山の中腹に鎮座しています。古来より、八幡川より東、旭橋より西の沿岸部一帯の総氏神様として崇敬されています。
お祀りしている御祭神は次の通りです。
【主祭神】
- 品陀和気命
- 息長帯比売命
- 帯中津日子命
【相殿神】
- 宗像三女神
- 素盞嗚尊
- 倉稲魂神
- 金刀比羅神
宗像三女神の市寸島姫命と湍津姫命は、明治25年に厳島神社から御分霊を正式に勧請しました。素盞嗚尊と倉稲魂神と金刀比羅神は明治末期の神社統廃合の際に合祀されました。
草津八幡宮の見どころ
拝殿。拝殿内には、珍しい等身大の隋神像があります。
表参道の石段は189段あります。189は「飛躍(更なる発展)」「避厄(厄を避ける)」に通じる石段と云われています。一歩一歩踏みしめながら、敬虔な気持ちで登るとよいそうです。
草津八幡宮へのアクセス
広島県広島市西区田方1-11-18
【公共交通機関】
- 広島電鉄「草津駅」から徒歩5分
【車】
- 山陽自動車道「五日市IC」より15分
草津八幡宮の御朱印
裏参道を降りていくと草津八幡宮記念館 があり、そちらで頂きました。 |
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