穂高神社はどんな神社か
長野県安曇野市に鎮座する穂高神社は、いつ創建されたか不明ですが、928年に選定された延喜式の神名帳には、明神大社に列せられて信濃における大社だと伝えている、古い歴史がある神社です。奥宮は上高地の中部山岳国立公園にある明神池の畔に鎮座しており、16000坪もの神域を誇ります。
安曇族は古代日本を代表する海神系の宗族として北九州に栄え、高い文化を持つ氏族だったようです。その一部は安曇野を安住の地と定めて、稲作や農牧等の技術を普及させ、安曇郡を成立させるほどの強い力を持ち、穂高神社と深い関りがあります。
お祀りしている御祭神は次の通りです。
- 中殿 穂高見命
- 左殿 綿津見命
- 右殿 瓊々杵命
- 別宮 天照大御神
- 若宮 安曇連比羅夫命
- 相殿 信濃中将(御伽草子のものぐさ太郎)
穂高見命(別名は宇都志日金折命)は安曇族の氏神で、綿津見命の御子神です。
穂高神社の見どころ
社号標。
鳥居。
拝殿。
御船会館には安曇族の歴史上の貴重な資料を展示しています。御船祭で使用する御船や、穂高人形飾物は伝統的な技術で制作され、ここでしか見ることが出来ません。
20年ごとに本殿一殿を造り替える式年遷座祭が行われます。
穂高神社へのアクセス
長野県安曇野市穂高6079
【公共交通機関】
- JR「穂高駅」から徒歩5分
【車】
- 長野自動車道「安曇野IC」から10分
穂高神社の御朱印
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授与所で頂きました。 |
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