御由緒
矢奈比賣神社の創立年月は、詳らかではありませんが、延喜式内社に列しており、古くは市内元天神の地に祀られておりました。いつの時代にか現在地に奉遷されましたが、その年月は詳らかではありません。
古記録によれば、続日本後記に承和七年六月戊辰(八四〇年)奉授、遠江国磐田郡無位矢奈比賣天神従五位下とあり、また三代実録に貞観二年正月戊寅(八六〇年)詔授、遠江国従五位上矢奈比賣天神正五位上と神階を授けられております。
矢奈比賣神社御由緒より
御祭神
主祭神
- 矢奈比賣命(やなひめのみこと)
相殿神
- 菅原道真公(すがわらのみちざねこう)
所在地
静岡県磐田市見付1114-2
東名高速道路磐田ICより車で5分、磐田バイパス見付ICより車で3分、磐田駅よりバスで15分。
悉平太郎伝説
正和年中(西暦一三一二~一三一七)信濃国上伊那郡赤穂村(現在の長野県駒ケ根市)光前寺より、悉平太郎という名の犬を借り受けて怪物を退治し、人身御供という見付の悲しいならわしを断ち切って平和をとりもどしたという伝説です。
駒ケ根市では何故か名前が異なり、早太郎の名で知られています。
境内
鳥居(つつじ公園側) |
拝殿 |
御朱印
授与所で頂きました。 |
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