御由緒
「八幡さま」と親しみをこめて呼ばれている当宮は、多くの木々が生い茂る森の中にお祭りされています。この森は浜松市の中心付近に残された数少ない鎮守の森で静岡県が選定した「お宮の森・お寺の森百選」や浜松市の保存樹林に指定され守られています。中でも天然記念物の指定を受け樹齢千年といわれる「雲立の楠」については次のような言い伝えがあります。
三方原合戦に敗れた徳川家康公は、当宮に逃れ、社前の楠の洞穴に身を隠しました。その時、神に祈ると楠の梢より瑞雲が立ち上り、老人の姿をし、馬に乗った神霊が浜松城の方へ飛び去りました。この不思議な情景を見た家康公は、八幡宮のご加護を受けていることを悟り、無事逃げ延び、武田信玄公の入城を防ぐことができたといいます。この故事によって、その楠を「雲立の楠」と呼ぶようになりました。
当宮は、武家の信仰が篤く、武運・勝運の神として広く知られていましたが、家康公がそのご加護によって苦境を切り抜け、道が開かれて将軍にまで上りつめた事から厄を祓い開運招福を導く神社として信仰をあつめるようになりました。
浜松八幡宮由緒より
御祭神
- 玉依比売命(たまよりひめのみこと)
- 品陀和気命(ほんだわけのみこと)
- 息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)
- 伊弉諾尊(いざなきのみこと)
- 伊弉冉尊(いざなみのみこと)
所在地
静岡県浜松市中区八幡町2
境内
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鳥居 暗くて全然分かりませんね。 |
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拝殿 こちらも暗い。 |
御朱印
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社務所で頂きました。 |
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