御由緒
当神社は、享保十八年(一七三三)に住吉三神と相殿の神(大国主命、事代主命)を勧請したのにはじまる。
その後元文三年(一七三八)船府一統の守護神となって、社殿・境内が拡張され信仰を集めた。寛政十年(一七九八)水主町(現在の加古町)に大火があり、その火は当社で鎮火し、時の人は神威の偉大さに驚いた。しかし、社殿が煙によってけがれたとして、翌年六月、現在の地に遷宮された。この日をもって夏の例大祭とした。
住吉神社御由緒より
御祭神
主祭神
- 表筒男命(うわつつのおのみこと)
- 中筒男命(なかつつのおのみこと)
- 底筒男命(そこつつのおのみこと)
相殿神
- 大国主命(おおくにぬしのみこと)
- 事代主命(ことしろぬしのみこと)
御神徳
表筒男・中筒男・底筒男命の三神を総称して墨江の神、または住吉の大神と呼んでいる。
神話によると、黄泉国でイザナギノミコトがイザナミノミコトにお会いになり、逃げ帰られて、水中でみそぎはらえされた際、住吉の三神が誕生された。
その後、神功皇后が熊襲、新羅征伐の時にこの神を祭られ、三神の和魂は皇后の御身に付添うて御寿命を守った。そして荒魂は皇后軍の先鋒となり御船を誘導したといわれる。
住吉の神は古来お祓い厄除け、海上、交通安全、漁業の守護神として特に信仰がある。また和歌三神の一つ、歌道の神と仰がれ、学問の神としても篤い信仰を集めている。
所在地
広島県広島市中区住吉町5-10
境内
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拝殿 |
御朱印
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授与所で頂きました。 |
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