御由緒
当社は今から凡そ千百餘年前の仁寿二年(八五二年)に上野照崎の地に創建されました。御祭神小野篁命が御東下の際、照崎の地に御遺跡を留められ、篁命が御逝去されると地元の人々が篁命を渇仰して、上野殿(諌議亭)と尊称し、地名を採り小野照崎大明神と祀り尊崇したのであります。その後上野寛永寺の建立に際し、阪本村の長左衛門稲荷神社の境内(現在の鎮座地)に遷祀されました。回向院より御配神である菅原道眞命御手刻の尊像を遷祀し、江戸二十五社天神の一つとして尊崇されました。
関東大震災、太平洋戦争の大空襲にも火難を免れまして、神威益々加わり、昭和四十六年五月御鎮座千百二十年、御遷座三百五十年を祝して幣殿、拝殿の大修復、神楽殿の新築、境内の整備が行われました。当社は学問、芸能の神さまとして親しまれ、三年に一度の本祭には本社神輿が氏子中を練り歩き、氏子十八ヶ町会を始め、拾五ヶ町睦会、氏子青年会の奉賛活動を得て、江戸情緒豊かな賑わいが展開されます。
小野照崎神社御由緒略記より
御祭神
主祭神
- 小野篁命(おののたかむらのみこと)
配祀神
- 菅原道眞命(すがわらのみちざねのみこと)
所在地
東京都台東区下谷2-13-14
境内
鳥居 |
拝殿 |
御朱印
授与所で頂きました。 |
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