御由緒
大将軍神社は推古天皇十七年(西暦六〇九年)瓦屋寺の鎮守の社として、此の西賀茂の地に創建されたと伝えられている非常に古い神社であります。
当神社は御本殿に磐長姫命を主祭神とし、御家族四柱の神様が祀られている西賀茂の氏神様であります。又、御本殿の東側(向かって右側)には片岡神社・貴船神社・稲荷神社・角社の四社が祀られ、西側(左側)には愛宕神社・松尾神社・八幡神社・春日神社・山王神社の五社が祀られています。
桓武天皇平安遷都(西暦七八一年)の際、皇都の東西南北に方除の神大将軍社を祀られました。その時、当社が北方の守護神とされたと言われる非常に由緒ある神社であります。
現在の御本殿は上賀茂神社の天正年間御造営の際(約三九〇年前)摂社片岡社の旧社殿を譲りうけたもので、流れ造社殿としては日本で最も古い賀茂社の御建物で、昭和六〇年に京都市指定文化財に指定されました。
大将軍神社略記より
御祭神
- 磐長姫命(いわながひめのみこと)
- 他に四柱の神
所在地
京都府京都市北区西賀茂神光院町141
御朱印
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授与所で頂きました。 |
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