御由緒
社伝によると、舒明天皇の御代(629~641)に出雲連が入船山(当宮の鎮座する山)に素戔鳴尊を奉祀したのが当宮の創始と伝えられています。その後、萬寿元年(1024)に入船山周辺の3箇所から霊泉の湧出を奇瑞とし、後一条天皇の勅意により国家鎮護の社として京都の石清水八幡宮より御分霊を勧請し、丹波国「柏原別宮」として創建されました。
境内には兵庫県指定重要文化財に指定されている三重塔と釣鐘が現存し、神仏習合当時の景観を今日に伝える全国でも極めて珍しい神社です。厄除けの神威が高く、毎年2月17日、18日に斎行する厄除大祭は「丹波柏原の厄神さん」と親しまれ全国各地より多くの参拝者で賑わい、17日深夜に執り行われる「青山祭壇の儀」は日本最古の厄除神事で、往古の道饗祭、疫神祭の遺風を今に伝えています。
柏原八幡宮御由緒より
御祭神
- 誉田別命(ほんだわけのみこと)
- 息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)
- 比賣三柱命[多紀理比賣命(たきりびめのみこと)・多紀都比賣命(たぎつびめのみこと)・市杵島比賣命(いちきしまひめのみこと)]
所在地
兵庫県丹波市柏原町柏原八幡山3625
境内
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社号標と鳥居 |
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鳥居と拝殿 |
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三重塔と鐘楼 神仏分離令の棄却対象でしたが免れたそうです。 |
御朱印
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社務所で頂きました。 |
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