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【参拝】吉備津神社-広島県福山市

吉備津神社_拝殿 参拝
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吉備津神社はどんな神社か

広島県福山市に鎮座する吉備津神社は、備後国一宮として知られ、大同元年(806年)に備中の吉備津神社より勧請されたと伝えられている、古い歴史のある神社です。

お祀りしている御祭神は次の通りです。

【主祭神】

  • 大吉備津彦命おおきびつひこのみこと

【相殿神】

  • 大日本根子彦太瓊命おおやまとねこひこふとにのみこと
  • 細比売命くわしひめのみこと
  • 稚武吉備津彦命わかたけきびつひこのみこと

吉備津彦命は第7代孝霊天皇の皇子で、第10代崇神天皇の時代に四道将軍に任命、西道(山陽道)に派遣され、吉備の国(現在の岡山県)を平定した人物です。温羅という鬼神と戦ったとされ、桃太郎の原型になったと考えられています。温羅は百済の王子で戦いに敗れてこの地に流れ着き、鬼ノ城を築いて物資や婦女子を略奪し、恐れられていたと伝えられています。鬼ノ城は百名城に指定されている有名なお城です。

吉備津神社の見どころ

吉備津神社_社号標

社号標と大鳥居。鳥居は慶安元年(1648年)に福山城主水野勝成公が寄進した時のものです。第百七代後陽成天皇の皇子の堯然法親王の御書による銅の扁額が掲げてあります。

全国で吉備津神社のみ随神門が2つあります。神無月は神様が出雲へ集まりますが、吉備津彦命が欠席したため、心配した大国主命が2人の使者を派遣されました。2人の使者は備後国の歓待を受け、以後は吉備津彦命の門衛として仕えることになり、上下の2つの随神門が作られたという伝説があります。それからは備後国も10月は神有月としています。奥に見えるのは下随神門で、福山市の重要文化財です。

吉備津神社_拝殿

御本殿。現在の社殿は慶安元年(1648年)に福山城主水野勝成公が造営されたもので、国の重要文化財です。

吉備津神社_干支

巳年の干支の石像がありました。床に置いてあるだけのようですので、毎年変えているのですかね。

境内には多くの摂社・末社があります。

吉備津神社へのアクセス

広島県福山市新市町宮内400

【公共交通機関】

  • JR福塩線「新市駅」よりタクシーで5分

【車】

  • 中国自動車道「福山東IC」から約25分

吉備津神社の御朱印

吉備津神社_御朱印
授与所で頂きました

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