八剱神社はどんな神社か
長野県諏訪市に鎮座する八剱神社は、諏訪市小和田の氏神です。創建時期は不明ですが、諏訪大社の境外摂社として、諏訪大社に準じた神事を行い、諏訪湖の御神渡り拝観という特殊神事を伝えてきました。天正18年(1590)に高島城を築城する際に現在地に遷されたとありますので、非常に古い歴史を持っています。
天和3年(1685)以降の御神渡り拝観の記録を記した「御渡り帳」が伝わっており、現在も毎年記録を重ね続けています。毎年年始から2月初旬まで、毎朝6時頃に諏訪湖の結氷状態を観察しています。御神渡りの出現を認定して拝観式を行ったり、出現しない場合は明けの海を宣言したりと、重要な役割を担っています。歴史や気候変動等の観点から、世界的に注目をされています。
お祀りしている御祭神は次の通りです。
- 八千矛神
- 日本武尊
- 誉田別尊
八剱神社の見どころ
社号標と鳥居。
拝殿。嘉永元年(1848)に上棟したもので、彫刻は立川専四郎富種の手によるもの。
2018年に拝観式を行った御神渡り。
八剱神社へのアクセス
長野県諏訪市小和田13-18
【公共交通機関】
- JR中央本線「上諏訪駅」から徒歩10分
【車】
- 中央自動車道「諏訪IC」から15分
八剱神社の御朱印
社務所で頂きました。 |
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