仁科神明宮はどんな神社か
長野県大町市に鎮座する仁科神明宮は、北アルプスの麓の深い木々に囲まれ、日本で唯一神明造として国宝に指定された社殿が残っています。平安時代末期に当地の豪族・仁科氏が、自らの領地を伊勢神宮に寄進し仁科御厨とした際、その鎮守として創建されました。「御厨」とは、神様に供える品物(主に農産物や絹など)を調達するための専用の領地のことです。
仁科氏は代々400年にわたってこの神社を篤く保護しました。戦国時代に仁科氏が滅びた後も、松本藩主といった時の権力者たちが、その由緒正しさを認めて保護を続けたため、建物や神事、記録が失われることなく今日まで伝えられてきました。
伊勢神宮と同様、20年に一度社殿を修繕・造営する「式年遷宮」が行われています。これは室町時代からおよそ600年間、一度も欠かすことなく現代まで引き継がれている、極めて稀有な伝統です。寛永13年(1636年)に造営された現在の本殿・中門・これらを繋ぐ釣屋は、神明造の建築物としては日本で唯一の国宝です。
仁科神明宮のご祭神
- 天照皇大神
神明神社のご祭神です。黄泉の国から逃げかえったイザナギが禊をした際に左目から生まれた神です。太陽神で高天原を統治しています。
仁科神明宮の見どころ

社号標。


手水舎。四隅を力士が支えている珍しいデザインです。

二の鳥居。左手の建物が社務所です。

三の鳥居。奥のカバーがかかっている建物が神門です。参拝が平成31年3月で、同年11月の式年正遷宮祭に向けて建替(修繕)中でした。

拝殿。こちらも式年正遷宮祭に向けて工事中。

中門。ほぼ見えませんが、更に奥の建物が本殿。中門と本殿を釣屋が繋いでいます。これらの社殿は国宝に指定されています。右手前の大きな切り株は元御神木です。
仁科神明宮へのアクセス
長野県大町市社宮本1159
【公共交通機関】
- JR大糸線「信濃大町駅」からタクシーで約10分
- 市内巡回バス(ふれあい号)を利用
【車】
- 長野自動車道「安曇野IC」から車で約30分
仁科神明宮の御朱印
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| 授与所で頂きました | 令和元年11月の式年遷宮祭限定 |
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