もみ殻で堆肥を作る

もみ殻堆肥_3 堆肥

もみ殻は土壌改良剤になりますが、もみ殻はとても分解されにくいので、そのまま土に混ぜると数年は残ってしまいます。もみがらをそのまま使用するのであれば、表面へのマルチング資材が有効です。もみ殻燻炭はよい土壌改良剤になりますが、燻炭作りを含む野焼きは今は原則禁止されていますので、作ることが出来ません。

もみ殻の活用法としては、堆肥化することをお勧めします。土に混ぜると早く分解されるため、土壌改良剤として有効に活用することが出来ます。堆肥ですので肥料成分はほとんどありません。

もみ殻の入手先

もみ付きのお米をコイン精米所で精米すると、もみ殻と米ぬかが手に入ります。別の方が精米して回収しないものが残っていれば、精米しなくても入手可能です。

もみ殻は再利用か産業廃棄物として処分するしかないため、処分するにもお金がかかります。精米所やJAのライスセンターや米農家などから、無料や格安でもみ殻や米ぬかを譲ってもらえるところもありますので、近くにないか調べてみてはいかがでしょうか。

堆肥枠の作り方

堆肥を積むには枠が必要です。安く簡単に作るため、金網、大きいビニール(ゴミ袋)、洗濯ばさみ、ビニールシートを使用しています。手順は以下の通りです。

  • 金網を円柱型にする
  • 内側に切って広げたビニールを張り、洗濯ばさみで固定する
  • 雨が入らないようビニールシートでふたをする

たったのこれだけです。枠の大きさは金網の長さで決めます。例えば直径1mの枠を作る場合、円周=直径×円周率=1×3.14=3.14mの金網があれば作れます。

もみ殻堆肥の作り方

一番底にもみ殻と米ぬかを混ぜたものを厚めに敷いて、

  1. 作物の残さや雑草
  2. 米ぬか
  3. もみ殻
  4. 水を撒く

を繰り返します。いっぱいになったら、雨が入らないようビニールシートで蓋をします。

もみ殻堆肥_1

数日~1週間後くらいに、うまく発酵が進んでいれば堆肥の温度が温度が上がります。

もみ殻堆肥_2

発酵が進むと、作物の残さや雑草を中心に菌糸が繁殖します。均一に発行を促すため、横に同じように金網堆肥枠を作るか、今の堆肥枠を分解して隣にまた堆肥枠を作り、現在積んであるもみ殻堆肥を崩して隣に積み直します。1~2週間おきに、4回ほど積み直してください。

もみ殻堆肥_3

4ヶ月ほど経過したもみ殻堆肥です。堆肥化が進んだところは色が黒っぽくなっています。

もみ殻堆肥_4

1年ほど経過したもみ殻堆肥です。ほぼ全面的に堆肥化が進んでいます。これくらいになると、土に混ぜてもそれほど時間がかからずに分解されます。

もみ殻堆肥_5

堆肥枠はすぐに作れますので、材料があれば堆肥はどんどん増やせます。

発酵しない場合の対処

もみ殻堆肥が発行せず温度が低い場合、水分が多いか少ない、残さや米ぬかが足りない、積み方に偏りがある、といったことが考えられます。材料を混ぜて積み直し、水分量の調整をしてください。

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