御由緒
宗像大神は、古事記、日本書記にお記す通り、遠く日本建国にあたり、天孫降臨に先立って、御親神天照大御神より「汝三神の神は、宜しく道の中に降りまして、天孫を助けて奉りて、天孫の為に祭かれよ」と御神勅をいただいて、九州の福岡の宗像の地に鎮まり給うたのであります。
京都御苑の宗像神社は、延暦十四年(平安京創立の翌年)、後の太政大臣藤原冬嗣公が桓武天皇の命によって、皇居鎮護の神として祀られたのが始めです。
帝王編年記、三代実録の古文書の中に当社を小一条殿と称され、清和源氏の祖、清和天皇御降誕の地と記されています。
枕草子、花山院家記には、花山天皇の御代、内裏を一時当社に移され、花山院殿と称されたことがあると記されています。
このように、皇室との関係も深く、千二百年来皇居守護の神として、御歴代の御尊崇厚く宮中より官幣、神饌の御供進もあり、公卿公達の参拝も多く賑わった御社です。
宗像神社参拝のしおりより
御祭神
- 多紀理比売命(たぎりひめのみこと)
- 多岐津比売命(たぎつひめのみこと)
- 市岐嶋比売命(いちきしまひめのみこと)
御三組の大神を総称して宗像大神と申し上げます。
所在地
京都府京都市上京区京都御苑9
御朱印
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社務所で頂きました。 |
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